歯科衛生士コラムI②〜寝中症のスポーツドリンク
2018年8月27日
こんにちは😃
歯科衛生士の加納です。
暑さも少し和らいだような気もしますが、まだまだ油断はできませんね。
あと少しの夏を乗り切るために、熱中症対策についてお話します。
前の保育士さんのブログにも書いてありますが、『熱中症対策=スポーツドリンク』というイメージがなんとなくあると思いますが……
飲み過ぎには要注意です!!💦
スポーツドリンクは意外と糖分とカロリーが高いです。
(ある商品のものだと500ml中に糖分が約31.0g。これは角砂糖約9個分の量です。)
熱中症対策と思って1日中ダラダラ飲むとお口の中に常にたくさんの糖分が残ることになってしまいます。糖分は虫歯菌の栄養源になるので、お風呂上がりに飲んでそのまま寝るのもNGです!!
また、スポーツドリンクは酸性度が高く、飲み過ぎると酸蝕歯になります💦
お茶 6.7pH
スポドリ 3.5pH
炭酸 2.8pH
5.5pH以下だと歯が溶けてしまいます!!
(しかも高範囲で……)
歯だけではなく、全身的にも熱中症対策としてスポーツドリンクである必要はないようです😀何がいいかというと、
お茶や水をこまめに飲めばいいそうです😊
あとは睡眠をしっかりとり、バランスのいい食事をとることが重要です!!
体が疲れていると発症リスクが上がってしまうので、よく寝てよく食べて、残りの夏を乗り切りましょう♫
保育士コラム②熱中症対策
2018年8月17日
「子どもの熱中症対策」について 少しだけお話しさせていただきます🤗
⭐️子どもの熱中症を防ぐポイント⭐️
・顔色や汗のかき方を十分に観察
・適切な引水行動をさせる
・日頃から暑さにも慣れさせる
・服装を選ぶ
以上4点です👍
それに加えて 塩分、スポーツドリンクや経口補水液の摂取も最近では話題になっていますね。
経口補水液は体に必要な成分が含まれ、なおかつ 体内に水分をしっかりキープ✨できるといった特性をもつ 飲み物です。
ちなみに 経口補水液は大人だけの飲み物ではなく、一歳前のお子さんでも 飲みやすい味(フルーツ味)で 販売されています🤗
ただし これらのスポーツドリンクや経口補水液の摂取には、飲みすぎへの注意も…💦
何事も 適度に!
大人の私たちの意識を高めながら 元気に残暑を乗り切りましょう💪✨
歯科衛生士コラム①〜酸齲蝕
2018年8月6日
歯科衛生士の青木です。
みなさん、『酸蝕症』を知っていますか?
勘違いしやすいですが、普段できる虫歯(脱灰と再石灰化の関係でできる虫歯)とは違い、酸蝕症とは果汁飲料・炭酸飲料・乳酸飲料・スポーツ飲料(イオン水)などで歯が溶けてしまいできる虫歯です。
今回は、普段飲む飲料水の砂糖の量をご紹介します。
みなさんどうですか?
飲むことは悪いことではありません。
ただ飲むのであれば、ダラダラ飲むのではなく決まった時間に飲み切りましょう。
次回は、『脱灰』と『再石灰化』のお話をします。
保育士コラム①
2018年7月26日
こんにちは、保育士の吉川です😊
今日は 保育士からの ちょっとだけ ためになるお話を紹介したいと思いますので 興味のある方は ぜひ ご拝読を❤️
〜 テーマ『 母乳は虫歯の原因になる??』
今までの子育てで このような疑問をもたれた お母様はいらっしゃいますか?
実際、母乳が虫歯につながる という考え方は 以前の小児歯科のメジャーな考え方でもありました。
しかし、近年の研究結果では 新しい事実が判して この考え方はメジャーではなくなってきました!
…というのは なぜかと言いますと、母乳に含まれている『糖分=乳糖』や、『ラクトフェリン』には 虫歯菌を増やす働きはなく 虫歯の増殖を抑える働きがある ということが わかってきたのです!
つまり、母乳が直接的に虫歯の原因になる という事実には繋がらないという結論にたどりついたのです😚