保育士コラム④
2018年10月3日
こんにちは、保育士の吉川です。今回は『卒乳』についてのお話をさせて頂きます。母親であり保育士でもある私の立場からのコラムです。
ご興味のある方は、是非一読を。
『卒乳』
少し前までは授乳をやめることを「断乳」と呼んでいましたが、近頃は子どもが欲しがる間はあげ続け、自然と子どもが授乳生活から卒業できるような「卒乳」の考え方が主流となってきました。
1才を過ぎると「うちの子の母乳が必要なタイミング」がお母さんにはわかってきているでしょう。「夜寝る前」「お昼寝の前」など生活の随所に わが子にとっての母乳が必要なタイミングがあることを理解しているかと思います。
そのタイミングに寄り添い、なおかつ お母さん自身が無理のないような母乳育児をしながら『卒乳』を目指していけるといいですね。親子のスキンシップを図りながら、心の準備期間をうまく設けて『卒乳』を進めていくことも大切なポイントです。
歯科衛生士コラム⑤〜シュガーコントロール〜
2018年10月1日
こんにちは。歯科衛生士の加納です★
今回はシュガーコントロールについてお話しします。
シュガーコントロール=砂糖を摂取しないようにすることではなく、
「糖分をとりすぎない」ようにすることです!
前回の衛生士コラム③でもお話しがありましたが、
虫歯菌の大好物は甘い物=糖分です。
私たちが食事をした中の糖分を虫歯菌も食べて
強い酸を出し、歯の表面が溶けてしまいます。
虫歯予防のために砂糖の量や食べている時間など
気をつけることはいろいろありますが、
今回は砂糖の量についてお話しします。
1日に摂取できる砂糖の量を知っていますか?
砂糖の摂取量は1日の摂取エネルギー量の
10%以内にするようにと言われています。
成人男性が平均約2500kcal
女性が平均約2000kcal
仕事内容や生活習慣や体質などで500kcalほど
前後するので平均で2000kcalだとします。
2000kcal/日×10%=200kcal
200kcal÷4kcal/g=50g/日
(*糖質のエネルギー量は1gで4kcal)
1日に摂取できる砂糖の量は50gとなり、
食事等で半分くらい使うとすると、
おやつでは25g以内にするとされています。
8gのスティックシュガーで
『おさとう3本分』です★
ちなみに・・・
①カステラ1切れ
②メロンパン1つ
③スポーツドリンク500ml
④炭酸飲料500ml
⑤ヨーグルト125g
それぞれおさとう何本分だと思いますか?
答えは
①3 ②4 ③4 ④7 ⑤2
こうしてみると、少ないな〜と思ったり
これくらいなら良いんだ〜と様々な感想が
あると思いますが、これからのシュガーコントロールの
参考になれば嬉しいです。
長文になってしまいましたが、最後まで
読んでいただいてありがとうございました(^^)
歯科衛生士コラム④〜フッ素〜
2018年10月1日
こんにちは、歯科衛生士の青木です。
今回は、フッ素の働きをお話しします。
フッ素には4つの働きがあります。
①脱灰の抑制(歯の表面のカルシウムが溶け出すのを防ぐ)
②再石灰化の促進(歯の表面のカルシウムの取り組みが早くなる)
③酸の抑制(プーラークの栄養になる糖類がプラークに取り込むのを防ぐ)
④歯質の強化(プラークの攻撃から歯を守るための強い歯を作る)
正しい歯ブラシの当て方も大切ですが、それだけでは虫歯は防ぐことはできません。
正しい歯ブラシ+正しいフッ素を取り組むことが虫歯予防につながります。
次回は、低濃度のフッ素のお話をします。
歯科衛生士コラム③〜脱灰と再石灰化
2018年9月7日
こんにちは。
歯科衛生士の青木です。
前回に引き続き、今回は『脱化と再石灰化』のお話をします。
☆脱灰☆
「糖」「炭水化物」を食べると、お口の中にいる虫歯菌もそれを食べます。人間が排泄するものがあるように虫歯菌も強い酸をだします。この酸によりお口の中が酸性になり、歯の表面のリン酸やカルシウム溶けだす。
☆再石灰化☆
食事後に出る唾液により、強い酸は洗浄され元の中性に戻り、唾液中のリン酸・カリシウムが歯の表面に戻る。
食事のたびに、脱灰と再石灰化を繰り返しており、バランスを崩すと虫歯になります。
保育士コラム③
2018年9月4日
こんにちは保育士の伊藤です。
今日は赤ちゃんの姿勢と哺乳瓶についてのお話をしたいと思います
赤ちゃんに授乳をする際の理想的な姿勢はママがおっぱいをあげるときのように
頭を立てた姿勢での授乳です!!
頭を起こした自然な姿勢での授乳は赤ちゃんにとってたくさんのメリットが
あります。
そこでママのおっぱいを飲む時の姿勢と同じような姿勢でミルクを飲む事ができる
ドクターベッタの哺乳瓶を少しだけ紹介します
ドクターベッタの哺乳瓶の特徴は独特のカーブがあることです!
これにより頭を立てた姿勢での授乳ができるため
お耳の病気を予防し、誤嚥を防ぎ、げっぷや吐き戻しが少なくなるといった
利点が生まれます。
また乳首も二種類あり固めの乳首はしっかり咀嚼しないとミルクが出ないため
アゴを発達させ歯を丈夫にし、噛み砕く事で消化を助け、唾液の分泌を促します。
赤ちゃんの頃から理想的な姿勢でしっかり咀嚼できる授乳を心がける事
が大切なんですね
歯科衛生士コラムI②〜寝中症のスポーツドリンク
2018年8月27日
こんにちは😃
歯科衛生士の加納です。
暑さも少し和らいだような気もしますが、まだまだ油断はできませんね。
あと少しの夏を乗り切るために、熱中症対策についてお話します。
前の保育士さんのブログにも書いてありますが、『熱中症対策=スポーツドリンク』というイメージがなんとなくあると思いますが……
飲み過ぎには要注意です!!💦
スポーツドリンクは意外と糖分とカロリーが高いです。
(ある商品のものだと500ml中に糖分が約31.0g。これは角砂糖約9個分の量です。)
熱中症対策と思って1日中ダラダラ飲むとお口の中に常にたくさんの糖分が残ることになってしまいます。糖分は虫歯菌の栄養源になるので、お風呂上がりに飲んでそのまま寝るのもNGです!!
また、スポーツドリンクは酸性度が高く、飲み過ぎると酸蝕歯になります💦
お茶 6.7pH
スポドリ 3.5pH
炭酸 2.8pH
5.5pH以下だと歯が溶けてしまいます!!
(しかも高範囲で……)
歯だけではなく、全身的にも熱中症対策としてスポーツドリンクである必要はないようです😀何がいいかというと、
お茶や水をこまめに飲めばいいそうです😊
あとは睡眠をしっかりとり、バランスのいい食事をとることが重要です!!
体が疲れていると発症リスクが上がってしまうので、よく寝てよく食べて、残りの夏を乗り切りましょう♫
保育士コラム②熱中症対策
2018年8月17日
「子どもの熱中症対策」について 少しだけお話しさせていただきます🤗
⭐️子どもの熱中症を防ぐポイント⭐️
・顔色や汗のかき方を十分に観察
・適切な引水行動をさせる
・日頃から暑さにも慣れさせる
・服装を選ぶ
以上4点です👍
それに加えて 塩分、スポーツドリンクや経口補水液の摂取も最近では話題になっていますね。
経口補水液は体に必要な成分が含まれ、なおかつ 体内に水分をしっかりキープ✨できるといった特性をもつ 飲み物です。
ちなみに 経口補水液は大人だけの飲み物ではなく、一歳前のお子さんでも 飲みやすい味(フルーツ味)で 販売されています🤗
ただし これらのスポーツドリンクや経口補水液の摂取には、飲みすぎへの注意も…💦
何事も 適度に!
大人の私たちの意識を高めながら 元気に残暑を乗り切りましょう💪✨
歯科衛生士コラム①〜酸齲蝕
2018年8月6日
歯科衛生士の青木です。
みなさん、『酸蝕症』を知っていますか?
勘違いしやすいですが、普段できる虫歯(脱灰と再石灰化の関係でできる虫歯)とは違い、酸蝕症とは果汁飲料・炭酸飲料・乳酸飲料・スポーツ飲料(イオン水)などで歯が溶けてしまいできる虫歯です。
今回は、普段飲む飲料水の砂糖の量をご紹介します。
みなさんどうですか?
飲むことは悪いことではありません。
ただ飲むのであれば、ダラダラ飲むのではなく決まった時間に飲み切りましょう。
次回は、『脱灰』と『再石灰化』のお話をします。
保育士コラム①
2018年7月26日
こんにちは、保育士の吉川です😊
今日は 保育士からの ちょっとだけ ためになるお話を紹介したいと思いますので 興味のある方は ぜひ ご拝読を❤️
〜 テーマ『 母乳は虫歯の原因になる??』
今までの子育てで このような疑問をもたれた お母様はいらっしゃいますか?
実際、母乳が虫歯につながる という考え方は 以前の小児歯科のメジャーな考え方でもありました。
しかし、近年の研究結果では 新しい事実が判して この考え方はメジャーではなくなってきました!
…というのは なぜかと言いますと、母乳に含まれている『糖分=乳糖』や、『ラクトフェリン』には 虫歯菌を増やす働きはなく 虫歯の増殖を抑える働きがある ということが わかってきたのです!
つまり、母乳が直接的に虫歯の原因になる という事実には繋がらないという結論にたどりついたのです😚