4虫歯の治療
2020年2月28日
いまえだ歯科の本多です。
3週間に1回のペースで、歯科疾患の基礎知識を解説していきます。
前回、う蝕の進行について書きました
今回はう蝕の治療についてです。
まず、う蝕の治療の基本は感染の除去です。
虫歯菌に感染してしまった組織を全て削りとり、セラミックや金属、プラスチックなど、代わりの人工物で形を回復します。
この基本を踏まえて、前回解説したう蝕の進行度合い別に、治療を解説していきます。
Co
歯の表面からカルシウムなどが溶け出している状態です。
虫歯の原因を調べ、それに合わせて生活習慣を改めれば、
再びカルシウムを歯に沈着させ(再石灰化)、治癒させることができます。
C1
歯の表層(エナメル質)範囲内の感染です。
う窩(虫歯でできた穴)があれば、その部分は汚れがたまりやすく、コントロールが難しくなるため、削ってプラスチックで埋めます。
う窩がなければ、経過観察することもあります。
C2
歯の深層(象牙質)に達する感染です。
感染部分を削り取り、残った歯の形によって、修復方法が変わります。
修復治療の方法については、次回以降で説明します。
ここまでの虫歯であれば、質の良い治療を受け、術後のメインテナンスを欠かさなければ、
今後も歯を守っていくことができるでしょう。
C3
歯の神経に達する虫歯です。
ここまで進行すると、予後が悪く(治療後、再発しやすく、歯の寿命が短く)なります。
神経の治療をし、感染を取り除いたあと、土台を立てて頭の部分を修復します。
神経の治療については、次回以降で説明します。
C4
感染を取り除いても、わずかな歯の根の部分しか残らないため、基本的には抜歯となります。
外科手術や矯正治療によって治療することができる場合もあります。
多くの歯に虫歯を作って来院された方の中には、
治療回数が50回を超える方もいらっしゃいます。
忙しい日常生活の中に、50回も歯科医院に通う時間を作るのは大変な事だと思います。
まずはう蝕にならない事、予防が最も大切です。
いまえだ歯科は予防のための処置を積極的に行っています。
う窩ができてしまったら、進行する前にできるだけ小さく治療しましょう。
その時の治療はできるだけ長持ちするよう、質の良いものを選んでください。
治療後は再発しないよう、家でのケアと、歯科医院でのメインテナンスを欠かさずに行いましょう。
メインテナンスに通う事で、歯科疾患のリスクを下げ、歯科医院に通う回数を減らすことができます。
そして、長期的にはお口の健康を守り、全身の健康につなげていくことができます。
エアロゾル
2020年2月26日
こんにちは。歯科医師の野口です。
コロナウイルスが騒がれておりますが、予防はされてますか?
最近ニュースで聞き慣れない言葉が出ましたね。
「エアロゾル」です。
医療従事者であっても全員が知っている言葉ではありません。
「エアロゾル」とは空気中に浮遊している粒子を一般的にエアロゾル粒子と呼びます。
空気中には粉塵、煙、ミスト、大気汚染物質など様々なものが浮遊しており、これをエアロゾルと呼びます。
エアロゾルによる感染としては、
従来言われていた、飛沫感染が一つあります。
咳やくしゃみにより、目に見えないウイルスが拡散します。
今回話題になっているのはこの後です。
比較的重さのあるものであれば、空気中を浮遊せず、重力により床に落ちていきます。
エアロゾルの怖いところは、小さな微粒子(5μm以下の微小粒子)が長時間空中に浮遊し、空気の流れによって室内、または遠く離れた場所へ撒き散らされることを言っています。
近くにせきをしたり体調の悪い人がいたとしても空中に漂っているということです。
どうしようもないじゃないか!
というわけではなく、これに応じて対策を取ればいいんです!
どこにウイルスがいてもおかしくないと思い行動を取りましょう!
その対策として、マスクはもちろんです。
吸い込んでしまってはダメです。
ものを触らない。エアロゾルにより周囲のものに付着している可能性があります。
ものを触った手にウイルスが付着し、それが体内にと入っていきます。
ものを触ったら、自分自身の体を触らないことが重要です。
目を擦る、鼻をすするなど、粘膜からウイルスが進入してきます。
ものを触ったら手洗いを行いましょう。
出先は難しい!ということであれば、手袋をしましょう。
他のものを触るときは手袋で触る。
自分の清潔なものであれば素手で触ると分けると良いでしょう。
収束するまでしっかりと対策していきましょう!!
一宮 今伊勢 いまえだ歯科
野口敏英
インフルエンザ
2020年2月26日
こんにちは。
先週、何年ぶりかにインフルエンザB型にかかり、1週間お休みをいただいてしまいました。今年は予防接種を打ちそびれていたせいか、熱がなかなか下がらず本当に辛かったです。職場でも家族でもインフルエンザの人はいなかったのに一体どこでもらってしまったのか。。幸い家族にうつることもなく終わりましたが、普段から基本的な体力を付けておくことが大切だと思いました。皆様もどうぞお気をつけください。田中
定期検診
2020年2月26日
当院には、ご家族で一緒に通ってくださる患者様がたくさんいらっしゃいます。
毎日忙しくされている親御様も、来院回数が減ることで大変喜んで頂いております🌟
特にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる、小さなお子様は
虫歯になるリスクが高まってしまいます💦
それは、小さい頃からお兄ちゃんお姉ちゃんと同じように
ジュースやお菓子などを食べたがってしまうからです😔
しかし、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に、小さいうちから
歯医者さんに通う習慣をつけることもできます!😊✨
歯磨きが苦手な子も、きょうだいで一緒に頑張ることで
上手にできるようになった子も実際にいます🦷
また、親御様がお口の健康を保つことで、お子様の虫歯リスクの軽減に直接繋がります!!
昔はちゃんと定期的に歯科医院に通っていたけど
忙しくてしばらく行けていなかった方・はじめてご来院の方も
是非お気軽にご予約ください🌸✨いつも笑顔でお待ちしています😊😊
熊澤
歯科衛生士の可能性を広げる
2020年2月26日
おはようございます!
歯科衛生士の三浦です。
先日、『次世代の歯科衛生士のに伝えたい〜予防特化型歯科医院の現在とこれから〜』という、3名の歯科医師主催のセミナーに参加してきました。
私たち歯科衛生士が自身でも気づかないような、これからの歯科衛生士の役割について、新たに気づくことができました。
“歯の真の価値”を患者さんと共有し、“疾患を予防するために”当院に通院して頂けるように今後も歯科衛生士としてできること考えていきます。
もうすぐ雛祭り🎎
2020年2月25日
こんにちは!保育士の青木です。
もうすぐ桃の節句🎎ですね。託児室の窓にも、かわいい雛飾りが貼ってあります😊
雛人形や雛道具には、一応標準的な飾り方・並べ方があります。雛段飾りを購入した店で聞いたとおりの飾り方をしていても、親戚などから「雛人形の並べ方が違う」と言われてしまうことがあります。それはなぜかというと、地域や時代によって「標準」が違っているからだそうです。
例えば、関東と関西(主に京都)では、内裏雛の置き方が逆になることが多いのです。
- 関東では、向かって左側が男雛で右側が女雛
- 京都や関西の一部では、向かって右側が男雛で左側が女雛
どちらが正しくてどちらが間違いとは言えません。時代や地域などによって異なりますし、「必ずこうしなければならない」という特別な決まりはありません。標準的な飾り方を大きく逸脱しなければ、古式でも現代式でもそのお家ごとに自由に飾ってよいのだそうです🎎
コロナウイルス、インフルエンザ
2020年2月19日
歯科衛生士の佐野です。
コロナウイルス、インフルエンザが流行していますね。
手洗い、うがいと、日々の食事で、
人体最大の免疫器官である腸の環境を整え、
毎日を楽しく過ごしましょう。
( 腸には体内免疫60~70%が存在していると言われています。)
いまえだ歯科では感染予防として、手指消毒を徹底しております。
来院された際には、アルコールの使用のご協力をお願い致します。
こんにちは
2020年2月18日
歯科衛生士の吉田です。
今朝は雪がちらついて少し冷えましたがいかがお過ごしですか?
インフルエンザやコロナウイルスが流行ってマスクや手指消毒が品薄のようです。
手洗いマスク、うがい、消毒、と出来ることから予防していきましょう。
まだまだ寒い日が続きますが、体調管理に気をつけてください⭐️
デンタルショー
2020年2月18日
こんにちは😆
歯科衛生士の大崎です。
今週の日曜日に開催されたデンタルショーに参加してきました🙆
歯ブラシや歯磨剤などいろいろな製品について知ることが出来ました!
どのような歯ブラシや歯磨剤が良いか分からなくて迷っている方はぜひスタッフまでお声掛け下さい!!
take off(myobrace)
2020年2月18日
こんにちは、院長の今枝です。
今回は、スタッフと小児矯正のセミナーを受講しました。
オーストラリアからの素晴らしい講師の最高のプログラムでした。
小児矯正の未来が、また動き出しました。
今後、brush up していきます。