エアロゾル
2020年2月26日
こんにちは。歯科医師の野口です。
コロナウイルスが騒がれておりますが、予防はされてますか?
最近ニュースで聞き慣れない言葉が出ましたね。
「エアロゾル」です。
医療従事者であっても全員が知っている言葉ではありません。
「エアロゾル」とは空気中に浮遊している粒子を一般的にエアロゾル粒子と呼びます。
空気中には粉塵、煙、ミスト、大気汚染物質など様々なものが浮遊しており、これをエアロゾルと呼びます。
エアロゾルによる感染としては、
従来言われていた、飛沫感染が一つあります。
咳やくしゃみにより、目に見えないウイルスが拡散します。
今回話題になっているのはこの後です。
比較的重さのあるものであれば、空気中を浮遊せず、重力により床に落ちていきます。
エアロゾルの怖いところは、小さな微粒子(5μm以下の微小粒子)が長時間空中に浮遊し、空気の流れによって室内、または遠く離れた場所へ撒き散らされることを言っています。
近くにせきをしたり体調の悪い人がいたとしても空中に漂っているということです。
どうしようもないじゃないか!
というわけではなく、これに応じて対策を取ればいいんです!
どこにウイルスがいてもおかしくないと思い行動を取りましょう!
その対策として、マスクはもちろんです。
吸い込んでしまってはダメです。
ものを触らない。エアロゾルにより周囲のものに付着している可能性があります。
ものを触った手にウイルスが付着し、それが体内にと入っていきます。
ものを触ったら、自分自身の体を触らないことが重要です。
目を擦る、鼻をすするなど、粘膜からウイルスが進入してきます。
ものを触ったら手洗いを行いましょう。
出先は難しい!ということであれば、手袋をしましょう。
他のものを触るときは手袋で触る。
自分の清潔なものであれば素手で触ると分けると良いでしょう。
収束するまでしっかりと対策していきましょう!!
一宮 今伊勢 いまえだ歯科
野口敏英