歯科衛生士コラム⑥〜低濃度フッ素〜
2018年10月23日
こんにちは。歯科衛生士の青木です。
今回は毎日塗れる低濃度フッ素のお話をします。
現在、日本で認可されている市販のフッ素は1500ppm以下
です。低濃度フッ素は毎日ご自宅で使用することにより力を発揮します。
歯磨き粉…子供950ppm 大人1450ppm
2cmつけ磨き、洗口はペットボトルの蓋の水で2秒すすぐ。味が残らないとフッ素も残らない。歯磨き後2時間飲食禁止
フッ素ジェル…子供500・950ppm 大人 1450ppm
歯磨き後に、たっぷりつけ歯をなぞる様つけます。
歯磨きの時の様ゴシゴシせず、洗口せず塗布後、2時間飲食禁止。
フッ素中毒とは、規定以上に過剰のフッ素を大量に摂取することによって引き起こされます。
約20kgの6歳児であれば、歯磨き剤のチューブ(950ppm 60g)を1.7本をラッパ飲みしなければ中毒を起こせません。60kgの大人であれば5本ほど一気飲みしなければならない計算になります。
また、蓄積されることもないので安心して使えます。23