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3虫歯の進行

2020年1月31日

そして、う蝕(虫歯)は進行の度合いにより、病名が変わります
う蝕は英語で「Caries(カリエス)」と言います。
その頭文字のCと、進行段階によってo(observation/観察)と、1〜4の数字を組み合わせ、
病状の進行段階を表します。

Co
歯の表面から、脱灰により、カルシウムなどが溶け出している状態です。
透明感のない白い色や、少し黄色〜茶色がかった色に見えます。
以前解説した、穴は空いていないが、う蝕が始まっている状態です。

C1
歯の表層、エナメル質範囲内のう蝕です

C2
歯の深層、象牙質まで進行したう蝕です。
ここまで進行すると、冷たいものがしみたり、何らかの症状が出てくる場合があります。

C3
歯の神経まで感染が及んだ状態です。
神経に炎症を起こすと、夜寝られないほどの激しい痛みが出ることもあります。
しばらく経つと歯の神経が死に、一時的に痛みを感じなくなります。
しかしそれは治ったわけではなく、感染を放置すると、
感染は歯の中から、歯が生えている顎の骨の中に広がり、
再び激しい痛みを引き起こします。

C4
虫歯によって歯の頭(歯冠部)が溶けて崩れ、なくなった状態です。

どんな病気にも言えることですが、基本的に、う蝕は進行するほど、治療が困難になります。
困難ということは、治療をするために時間とお金がかかり、治療後の状態も悪く、再発しやすくなるということです。
ひどくなる前に、可能ならば病気になる前に、適切な処置を受けましょう。

 
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