ハート舌、舌小帯短縮症ってなに?
2024年10月1日
こんな舌ではありませんか?
・舌の先がハート型になる
・舌を上にあげることができない
このように、舌の先端がハート型にくぼむことを「ハート舌」または舌小帯短縮症と言います。
舌小帯短縮症とは
舌小帯とは、舌の裏側から下顎の歯肉の内側に付いているヒダの事を言います。
このヒダが生まれつき短かったり、ヒダが舌の先端に近いところに付いていることがあり、このような状態を舌小帯短縮症と言います。
舌小帯短縮症の程度
軽度舌先を上顎に付けたり、口の横に付けたりすることは自由にできる。
日常生活での障害はほとんどみられない。
中等度
舌を前に出したときに舌先がハート型にくびれる。
舌小帯もしっかりした白い紐状やヒダに見えたり、膜のように見える。
舌先を上顎に付けようとしても付けられず、口の開き方を小さくすれば、
何とか上あごに付けられるという状態
重度
舌を前に出そうとしても下唇ギリギリくらいまでしか出せず、
舌を上に上げることができないので、
舌小帯が舌の裏に隠れてよく見えないことがある。
舌小帯短縮症が及ぼす影響
新生児期~学童期まで、各発達段階で以下のような影響がある場合があります。
当院では、歯科医師による診察と助産師による授乳の確認を行ったうえで、舌小帯短縮症の処置の必要性について判断した上で処置を行っております。
新生児期・乳児期のお子さんの処置が行える医院が少ないため、愛知県内はもちろん、岐阜県や三重県、静岡県、滋賀県、福井県など他県からの患者さまも受け入れております。
もし、「授乳がうまくいかない」、「ハート舌かも?」と感じるようなことがあれば、お気軽に当院へご相談ください!