保育士コラム16 〜遊び食べの対策〜
2019年3月18日
こんにちは。保育士の吉川です。
今日は1才〜1才半頃のお子様に多い『遊び食べ』についてお話ししたいと思います。手づかみ食べを覚え、自ら食事をすることに喜びを見い出したこの年頃のお子様方。まだ食べることに意識があるというよりは、食べるものそのものに意識があります。
食事の途中で丸めてみたり、つぶしてみたり。スプーンやフォークでさしてみたり…
この行動は大人の私たちにとって悩みのタネでもありますよね。
そこで、その「遊び食べ」をやめさせるための対策なのですが、まずは受容することが大切です。
遊び食べをしているお子さんの姿を「それはうどんだよ」「ごはんだよ」などと食品の名前を言って受け入れてあげてください。
『これは食べるもの』と認識できるようになれば、遊び食べが少しずつ落ち着いてきます。それでも、状況が変わらなければ食事を切り上げてみましょう。
ただし、ここで重要なのが「おしまいにしようね」という代弁とともに必ず食事を終わらせること。
そう自らが体感することによって食事のマナーは身についていきます。
この悩みがなくなるのは 大体2才半頃かと…
気長にこの対策を行いながら、お子さんの食事に付き添ってあげてくださいね。18