歯科衛生士コラム17〜生まれつき大人の歯がない〜
2019年3月1日
こんにちは😃
歯科衛生士の加納です。
今回は生まれつき大人の歯がない場合がある、
ということについてお話します。
歯科では『先天性欠如』と言います。
原因は明らかではありませんが、
現在10人に1人の子が先天性欠如があり、
上下ともに中央から数えて2番目、5番目の歯に
みられる事が多いです。
乳歯は下から大人の歯に押されることで乳歯が
抜けますが、押してくれる歯がない乳歯は
そのまま残ったままになります。
ですが乳歯はだいたい20〜30歳前後で
抜けてしまうことが多く、そのまま放置すると
歯並びや噛み合わせが崩れてしまいます。
30歳頃に初めて先天性欠如だと気づく方も
中にはいますが、歳を重ねていくと出来る
治療法が限られてしまうので、子供の頃に
分かっていると治療の幅が広がります😃
子供の歯が抜けなくて少しでも不安に思う方は
歯医者さんにお気軽にご相談ください♫