歯科衛生士コラム14〜貧血〜
2019年2月4日
こんにちは。歯科衛生士の青木です。
今回は歯と少し離れた貧血である「隠れ鉄欠乏症」のお話をします。
現在、20代女性の3人に1人が重度の「隠れ鉄欠乏症」です。
血液検査で貧血でなくても、「隠れ鉄欠乏症」になっていることがあります。
フェリチンという、肝臓・小腸粘膜などに存在しており、内部に鉄分を貯蔵しているタンパク質があります。
ヘモグロビンが少なくなると、この貯蔵鉄から鉄を補いますので、減少し隠れ鉄欠乏症になっている可能性があります。
貧血でもなくてもおかしいなっと思ったらフェリチンを調べてみてください。
また、妊娠5ヶ月頃から赤ちゃんが鉄を欲しがるので急激に母体から失われ貧血になりやすくなります。